比較ポイント
撮影性能・画質
解像度・画質に大差はないが、Quik連携の最新HyperSmooth補正で圧倒的な差
本体・機能面
1TB microSD対応、背面画面、LEDライト、マグネットマウントで大進化
サイズ・重量の違い
キューブ型のHERO5 Sessionの方がより小型かつ軽量
画質は大差ないが、手ぶれ補正の性能には圧倒的な差がある
2025年モデルのLIT HERO (2025)と、2016年モデルのHERO5 Session。世代としては約9年もの開きがありますが、撮影できる解像度やフレームレートなどのスペックだけを純粋に見ると、実はそこまで決定的な大差があるわけではありません。
LIT HERO (2025)は4K/60fpsに対応し、4Kでの2倍スローモーションが撮影可能な点がメリットです。一方でHERO5 Sessionも4K/30fpsに対応しており、さらに1080p(フルHD)では90fps(約3倍スロー)や1440p/60fpsに対応するなど、旧世代モデルながらかなり健闘しています。ホビーユースの動画解像度という観点だけに限れば、両者の差は限定的と言えます。
しかし、撮影性能において決定的な差となるのが「手ぶれ補正」です。HERO5 Sessionは本体内で旧世代の標準手ぶれ補正を行いますが、効果は限定的です。対してLIT HERO (2025)は、GoPro Quikアプリと連携することで最新のHyperSmoothと同等の強力なブレ補正を後から適用できます。激しい動きでもブレのない滑らかな映像に仕上がるため、実際の撮影クオリティや安心感という点では補正性能の差が圧倒的に響いてきます。
1TB対応や背面液晶など、本体機能・使い勝手は大幅に進化
撮影スペック以上に近代化の恩恵を感じられるのが、本体機能や周辺機能の進化です。
まず大きいのがmicroSDカードの対応容量。HERO5 Sessionは最大128GBまでしか対応しませんが、LIT HERO (2025)は最大1TBのmicroSDに対応しています。長時間の撮影でも容量残量を気にせずガンガン録画できます。
さらに、日常的な使い勝手を向上させる機能も充実しています。
- 背面液晶ディスプレイ: HERO5 Sessionには画面がありませんが、LIT HERO (2025)はタッチ操作で直感的に画角や設定の確認が可能
- LEDフロントライト: 暗所や夜間撮影にも対応し、24時間活躍できる
- マグネット式マウント: 従来のフィンガーに加えてマグネット脱着に対応し、取り付けの手間を大幅に軽減
サイズ・重量はHERO5 Sessionが依然として最小クラス
サイズ・重量の面では、超小型キューブ型デザインを採用しているHERO5 Sessionに軍配が上がります。
HERO5 Sessionは38×38×36mm・重さ約73gという驚異的なコンパクトさを誇り、LIT HERO (2025)(約93g)と比較しても二回りほど小さく、20gほど軽量です。狭い場所への設置やヘルメットへのマウントなど、極限の小型・軽量さを最重視する場合はSession独自の強みと言えます。
ただし、HERO5 Sessionは内蔵バッテリー式であり、発売から年月が経っているため中古個体のバッテリー劣化リスクが非常に高い点には注意が必要です。撮影性能に極端な差がないとはいえ、1TB対応やQuikアプリでの強力な手ぶれ補正、LEDライトや画面付きの操作性といった総合的な実用性を考えると、今選ぶならLIT HERO (2025)が圧倒的におすすめです。











